奈良記念2019(2日目)

2日目展望

三谷竜生三谷将太兄弟の感動的なワンツーフィニッシュで幕を閉じた昨年の奈良記念。
だが今年はその兄弟が落車や成績不振で不在。

だが三谷兄弟は3兄弟だ。
その長男である三谷政史が出場している。
一次予選は同じく地元奈良の中居俊亮と共にワンツーを決め二次予選進出を決めた。

奈良からはこの2人のみの進出になってしまったが、欠場した三谷兄弟の想いを受けどこまでの戦いを見せてくれるかが今開催、最も注目すべきポイントだ!

2日目注目レース予想

10R

やはり注目は地元の三谷政史だ。
和歌山の南潤との2車のラインでその番手を回る。

南は一次予選でももがき合いありの2周先行を敢行し、見事逃げ切っている。
一時、調子を落としたものの前回のG1を見ても、調子を戻してきているのではないだろうか。

地元の雄、三谷を連れているとなると南も気合いを入れ、2車ながら先行する意識は満々だろう。
その南に離れずついて行けるか、直線もいい縦足使えるかどうかが三谷が勝ちあがる鍵になる。

そこに対抗するのが、山崎芳仁渡部幸訓ら福島勢を連れる坂本貴史の東北ライン。
坂本のまくり足も強烈だ。
3車というアドバンテージ、福島の大御所を連れているとなると先行策も十分あり得る。

しかし、やはりここは好調南と地元で気合いが入る三谷のワンツーから狙いたい。

買い目

①=⑤ー②③④⑦⑨

11R

本線は新山響平佐藤慎太郎の東北ライン。
初日特選は先行するも後ろが離れてしまい単騎逃げになった結果8着に沈んでしまった新山。

だがここは先週のG1決勝でも2着に突っ込んだ絶好調佐藤が番手。
ここは負けられない。

川口聖二志智俊夫の岐阜ラインも侮れない。
逃げてもまくっても強い川口の一発も。

買い目

①=⑦ー②④⑤⑥⑨

12R

本線は地元中井俊亮村上博幸岡本聡の中近勢。
ここがそっくりそのまま逃げてしまうようなら別線の出番は無いと考える。

ここで重要になってくるのは単騎の和田健太郎
狙うのは中近勢の4番手と考えるのが普通である。

直線で和田の縦足炸裂も十分考えられるが、いっても2着まで。
ここは中井の番手、S級S班村上博幸が余裕の頭だろう。

買い目

⑨ー①②⑤ー①②⑤

まとめ

やはり先行有利の奈良バンク。
初日でもことごとく逃げたラインが勝負をモノにしていた。
二次予選でも逃げたラインが準決勝進出を決めていくだろう。